過去ログ - 京子「アッカリーン」
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150:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/23(金) 13:24:14.10 ID:AwPsdz+c0
数回の呼び出しコール、のんびりと待つ間はなんとも退屈な時間ではある。

綾乃『も、もも、もしもし』

掛けた相手は綾乃にだ。特に理由は……ない。

京子「おー、綾乃〜」

綾乃『と、歳納京子、い、いいったい、なんのようよ!』

何をそんなに挙動不審になる理由があるのかわからないが、少しばかり今さっきの不安から解放されてる私がいた。

京子「いや〜、特に理由は無いんだけどさ。ちょっと電話したくなった」

綾乃『べ、べつに、いきなり電話が来たから、びっくりしてコップ落としたりしてないから』

声に混じってカチャカチャっていう音が聞こえてくるのに、思わず笑ってしまいながら色々と話をすることにした。

なんていうか、今は心に余裕が欲しかったのだ。

もしかしたら綾乃があかりの進学校の件を話してくるかもしれないけど、今はできる限り誰かと話がしたかった。できれば昔からのあかりを知らない誰かと。

京子「へぇ〜、千歳がそんなミスをね〜」

綾乃『あの時は驚いたわよ〜。千歳にしては珍しいミスだったから』

京子「でも、結衣も結構もときどきミスする時があるんだぜ。その時の狼狽の仕方はほんと見てて面白いよ」

綾乃『でも、なんだかさ。いてくれると安心できるのよね〜』

京子「わかるわかる、去年のクリスマスでありがととか言われた時、思わず熱測っちゃったけど、今思うとそう意味だったんだなって思うわ」

綾乃『そういう話してたからね。ふふっ』




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