163:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga sage]
2011/12/29(木) 15:48:14.48 ID:9VUU88Lb0
あかり「じゃあ、やっぱりクリスマスに告白の流れがいいのかな〜」
綾乃「ク、ククク、クリスマスに、こここ、こく、告白だなんて!」
あかり「あかり、ロマンチックですごくいいと思うよ!」
そういえば昨日、去年やったクリスマスのカップルごっこのことを歳納京子と話した。
カップルごっこじゃなくて、ちゃんとしたカップルとしてデートできたらすごくいいなって思うと…
綾乃「もしも、歳納京子に告白して付き合えるなら。クリスマス前のほうが、うれしいな」
それに、クリスマスの日に告白して振られたら…
そしたら突然手を握られた。強くて、なんだか暖かくて、安心させてくれるそんな感じだ。
あかり「先輩、もしもなんて考えないでいいんですよ」
綾乃「あかりさん……」
あかり「えへへへ、なんだかあかりらしくないですよね」
確かに、なんだかいつものあかりさんらしくないけど、それはそれでなんか安心できた。
私の恋路に、取っても真剣になってくれてるのが無性にうれしかった。
あかり「あかりはみんなが幸せになってくれたらいいなって思ってますから、先輩もあかりの幸せになってほしい人なんですよ〜」
綾乃「ちょ、あかりさん。そのセリフすごく恥ずかしいんですけど」
だから、思わずそのセリフに顔を真っ赤にする。
本当にあかりさんは純粋な子だ。
それゆえに気になる。
なんで、歳納京子や私たちが行く高校に行こうとしないのか。
来年が受験なのに、すでに進学校に行くっていうことを決めていることが、なんだか気になった。
なったけど、それ以上のことを私が詮索するのは、なんだか身に余ることだと思えて。
私は何も聞かなかった。
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