過去ログ - 京子「アッカリーン」
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188:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/10(火) 17:26:58.37 ID:JSkoPqAA0
昔、京子とあかり三人で遊んでいたころから、それなりに意識していたのかもしれないし、中学校に上がってからは完全に意識してたと思う。
あかりのあの他人にも優しくできる性格とか、そういう振舞いを見てると胸が痛んだ時もあった。
ちなつちゃんとキスしてる姿を見たときは、あまりの衝撃にそこから京子と一緒に逃げだして家に帰った後になってからショックが支配してた。でも、あれが誤解だってわかった時は心底安心していた。

そしてあかりが中学2年生、私たちが中学3年生になって、生徒会の用事であまりあかりがこれなくなった頃からあかりがいないと寂しいってことに気がついてた。
これはどんな感情なのかって考えて、あかりを独り占めしたいっていう独占欲なのかなって悩んだこともあった。多分、本当はその独占欲に近い好意だったんだ。

綾乃『あかりさん、この資料お願い』

あかり『はい、杉浦先輩』

千歳『ほんま、あかりさんはよく仕事するわ〜』

ある日近付いた生徒会室、中から聞こえる声は楽しげで、同時に前まで名字で呼んでいた千歳と綾乃が名前で呼んでることに嫉妬してた。
今思えば、名前で呼ぶのも名字で呼ぶのかは人それぞれで、呼ばれ方に異を唱えるのはあかりの権限なのに、まるでそれが私にあるように勘違いして、あかりをどうにか私のものにしたいなんて、馬鹿げた考えが浮かんでしまった。



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