193:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/10(火) 18:19:58.50 ID:JSkoPqAA0
結衣「なんで?」
近づけていた唇はもう離れていた。
目の前には泣きじゃくりながら、上はブラだけになったあかりがいた。
この時、頭の中が無駄に常識を取り戻していた。
今さっき聞こえた言葉に、私の常識が急速に頭に戻り始めていた。
客観的にこれはどういう状態なのか、私がやっていたことはいったいどういう行為だったのか?
泣いてるあかりから出た言葉は、なんであんなにも怖がっていたのか。
答えは単純だ、あかりは純粋に私がした行為に対して怖がっていたんだ。
結衣「あ、あかり……」
あかり「ゆ、ゆいちゃん、あかり、何か悪いことしちゃったの?」
涙目のあかりがそう聞いてくる。
何か私に悪いことをしたのか?
私はあかりに何か嫌なことをされたのか?
答えはノーで、私が嫉妬に流されただけのことだった。
その瞬間、私自身がやった愚かな行為に気がつく。
これはただの強姦、レイプだ。
結衣「あ、ああああ」
死にたくなった。
この時だけは本当に死にたくなった。
こんなひどいことをあかりにしてしまったこともあるし、なによりあかりの言葉の意味を理解できたから。
私は、あかりの親友で、それ以上は望めないんだと理解してしまったから。
頭に浮かんだ手っ取り早い死に方に、台所の包丁が思い浮かんで、それで首を切って死のう。
だから、すぐにそれを行おうとした。
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