過去ログ - 京子「アッカリーン」
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203:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/12(木) 13:36:13.89 ID:+tysSFyX0
―京子―

綾乃とデートをする約束から、もう結構な時間が経っていた。
明後日にはそのデートが控えてるわけで、この頃の勉強疲れを解消するには、とてもいい気分転換になりそうだ。
そんなことを考えながら、私は前と同じように部室に行かないで図書室で勉強してた。

この頃は一人で学校に行くことも多くなったのは、ごらく部のメンバーに会いたくないからなんだってことはわかってた。
それはそうだ、あと数カ月でちなつちゃん、あかりとは離れ離れにならなくちゃいけない。
そう考えたらそれが別に今からだって早すぎるってことは無いだろうなんて、そんなことを考えてた。

京子「う〜ん、こんなに勉強してるとか、私もどうかしてるな〜」

しかし、こんな風に勉強に勤しむのは何とも私らしくないとは思う。
やっぱり、避けているんだろうってことはわかってるから、それを自覚しながらも克服しようとしてないっていうことなんだろう。

京子「……」

いつでもほとんど一緒だった去年からは想像できないくらいに、私は一人で過ごしてる気がする。
だってそうだろう、ごらく部は卒業するまで遊び呆けてることを目標としてたはずなんだから。
去年の私が今のごらく部を見たらなんて言うだろうかなんて考えて、結局同じように仕方ないのかなって思うのかな?




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