210:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/12(木) 15:59:59.78 ID:+tysSFyX0
池田先輩の言葉に、あかりはそんなに頑張って仕事してるかなって思った。
櫻子ちゃんも向日葵ちゃんも一緒に仕事してくれることもあったし、こうやって池田先輩も手伝ってくれて、杉浦先輩からも引き継ぎを教えてもらいながら手伝ってもらったから、そんなにいっぱい仕事をしてる実感は無かった。
千歳「いやいや、生徒会の仕事のこととちゃう」
あかり「じゃぁ、なんなんですか?」
千歳「なんやろ、あかりさん。この頃、あんまり笑ってない気がしてな〜」
そうかな、いつもニコニコしてるのが取り柄だよねって京子ちゃんに言われたことあるくらいにニコニコしてることのほうが多いのに。
だって、バカっぽいって言われたこともあるくらいなんだよ?
千歳「あかりさん、いつも笑ってるってみんなから言われてるかもしれんけど、私から見るとこの頃無表情なこと多いで?」
あかり「そ、そんなことないですよ」
なんで焦って返事をあかりはしてるんだろう。
静かな部屋の中、今はなんだか池田先輩といるこの空間が、なんだか重たくて仕方なかった。
まるで首を絞められてるみたいに、息苦しさを感じて自然と視線が窓に向いた。
あかり「そんなこと、あるわけないですよ……」
332Res/258.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。