217:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 14:52:45.02 ID:Hio5M4MX0
―ちなつ―
ごらく部には今日私しかいない。
結衣先輩も京子先輩も勉強で忙しいって言うし、あかりちゃんはそもそもこの頃ごらく部に来てないから勘定に入らないわけで、こうして一人過ごすのはある意味で日課みたいになりつつあった。
ちなつ「はぁ〜、やっぱり結衣先輩ってあかりちゃんのこと好きだったんだ」
この前、見た結衣先輩とあかりちゃんは、すでに一悶着があってそれが解消された後の関係のようだった。
泣き崩れてる結衣先輩を優しく抱き締めてるあかりちゃんの姿に、自然と嫉妬とか起きそうだったけどそういうのは無かった。
なんというか、私が追い求めてやまない結衣先輩の印象とはまったく違っていたからかもしれない。
ちなつ「あかりちゃんが進学校を来年受けようとしてるって話が転がり込んできてから、なんかみんな変わっちゃった気がする」
私自身、何か変わったことがあるかというとそういうわけではない。
同時に思うことがあるとすれば、この頃の京子先輩の動向である。
京子先輩は、この頃杉浦先輩と過ごしていることが多いって言う話で、図書室でよく一人勉強しているyらしい。
昔のごらく部を思えば、それが異常事態であることは間違いなかった。
というか、一人で部室にいるのは、まるでぼっち部ではないか?
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