219:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 18:30:56.72 ID:IjTTBvPr0
ちなつ「あかりちゃんらしいけど、あまりよくは無いかな」
このことで誰かがあかりちゃんを叱ってくれてるといいんだけどななんて思いながら、それよりももう一つの問題を思い浮かべる。
あかりちゃんはどうにかなるかもしれないけど、あの2人のことはできる限り早めに真意を確かめたほうがいいと思ってる。
結衣先輩に私は恋をしていたから、なんとなく恋のニュアンスって言うのが分かる。
言い方を悪くすれば、それが愛によっての恋なのか、憧れによっての恋なのかとか、そういうニュアンスのこと。
ちなつ「はぁ、できれば結衣先輩と私のラブロマンスを二人がサポートしてくれたらよかったけど、そういうわけじゃないから荷が重くなるな〜」
そう言って一度背筋をピンと伸ばす。
決して二人の恋が性樹脂ないと面白いからとか、もしくはその逆を望んでするわけじゃない。
そんな後味悪くて最低なことはする気は無い。
でも、他人から見ればそうも見えるかもしれないし、あの2人から最低と言われるかもしれないけど、私はどうにかしてこのことをきかなくちゃいけない。
ちなつ「そうだよね。昔喧嘩しちゃったけど、今は私、みんなと友達なんだから」
友達が不幸になる姿なんて見たくない、それが私の本心だ。
生徒会のみんなだってそうだ。
だから、私は覚悟を決めて聞かなくちゃいけない。
ちなつ「だって、不幸な終わりなんてつまらないもん」
一人の部室で、少しばかり天井を眺めながら、いずれ来るその時を待つしかなかった。
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