22:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新鯖です)[saga]
2011/12/07(水) 23:58:16.46 ID:vsfN+0+DO
時計を見てみると、まだ2人が来るには早いという時間であった。
めずらしい来客かと、パジャマ姿のままで玄関に向かう。
この時、私は完全に寝ぼけていたし、変な夢のお陰で混乱していたと思う。
京子「はいはい、どちらさ―――」
あかり「京子ちゃん、おはよー」
思わずドアを閉めた。
そして少ししてから、ドアを開けてきょとんとしているあかりを発見した。
あかり「京子ちゃん、いきなり閉めるなんてひどいよー」
京子「す、すまん。いったい、なにようかなー、あは、あはははは」
振り絞れる限りの言葉を並べながら、どうしたものかと考える。
夢のおかげで、あかりの唇ばかりに目がいくし、心臓もバクバクだった。
あかりは私の様子に少しだけ心配そうにして、今日早くきた理由を述べる。
あかり「昨日、京子ちゃんおかしかったから、心配になって。こんな早くきちゃった」
なんだ、その恋人が心配だからみたいな理由は。
まだパジャマ姿の私ではあるが、このまま待たせるわけにもいかないし。ここで帰すと後々、結衣に何かいわれる気しかしなかった。
京子「こんな朝から、まったくアッカリーンは……」
あかり「迷惑だったかな?」
京子「睡眠妨害であったことは間違いないなー」
あかりはあかりでも、もっと強烈な内容で目を覚ましたわけで、この最中私はあかりを直視できなかった。
332Res/258.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。