過去ログ - 京子「アッカリーン」
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223:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/01/16(月) 19:11:35.87 ID:IjTTBvPr0
その言葉で、ちなつちゃんが何を言いたいのか分かって、自然と体を守る態勢に入った。
まて、そんな馬鹿な、あのかわいいちなつちゃんがあの、あの!

京子「チーチーだったなんて!」

ちなつ「変な名前付けないでくださいよ!」

京子「い、今更正体を現すとは、だ、だけど、昔の私じゃないぞ!」

ちなつ「はいはい、そんな昔のことなんてもうどうでもいいです。ちょっと京子先輩に聞きたいことがあってきました」

そう言ってちなつちゃんは、ブランコに腰掛けて私を見る。
今さっきの真剣な表情のまま、一体何なんだろうって思いながら、その隣のブランコに腰掛けた。

ちなつ「京子先輩って、好きな人いるんですか?」

京子「なんでそんなこと聞くんだよ」

ちなつ「気になったからですよ。ちなみに私は結衣先輩が大好きです」

ちなつちゃんはどこか誇らしげにそう宣言していた。
本当に自信満々に言ってくれて、私は言葉を失っていたけど、私自身に好きな人なんていない。
昔から、そう今に至るまで本当に好きな人なんていない。
だから、普通に私はいないよって答えた。
だって、いないもんはいないんだから、これ以上の答えは無いだろうなんて思って顔を上げる。




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