過去ログ - 京子「アッカリーン」
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258:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/03/02(金) 15:10:16.64 ID:mvhoIL+y0
デパートに入って、二人の姿が見えなくなると体の痛みとかが消え去った気がした。
でも、同時になんだかさみしく思った。

結衣「それじゃ、買い物だね」

あかり「……うん」

二人の姿が見えないことが、なんだかすごく不快に思えた。
なんでって思ってもそれがなんだかわからないフリをすることしか、できないから結衣ちゃんの背中を追って歩く。
文房具のコーナー、上に貼られてる文字が目に入る。

『受験生応援フェア』

結衣「今日、文房具が安いらしくてさ。買いだめしようって思って」

あかり「そ、そうなんだ」

来年、私が進学校を受けること、京子ちゃんにはまだ言ってないなって思った。
別にいいよね。言わなくても、どうせ今日で京子ちゃんへの気持ちに区切りがつくんだから。
そのために……

結衣「あかり、ちょっとこれ持って」

あかり「うん、わかったよ」

渡された籠の中に、色々とノートとか鉛筆が入ってくる。
糊もそうだし、修正ペンも入ってくる。
こんなに買う必要なんてあるのかなって思ったけど、別に結衣ちゃんが買うものにとやかく言うつもりは無かった。
でも、それにしてはこの量、まるで2人分買ってるくらいの量だった。




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