275:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区)[saga sage]
2012/05/09(水) 14:30:12.29 ID:nE7q8kWc0
綾乃「分かってよ。分かってくれなきゃ、困るんだからね」
そう言って綾乃は距離を置くように離れる。
その顔は見たことがある。昔の私と同じように、泣かないように我慢してる顔。
なんで、そんな……
綾乃「ささっ、今日のデートは終わり。ありがとね」
京子「綾乃……」
心配だったから、だから一歩足を踏み出そうとした。
だって、あんなこと言われて、気にするななんて無理な話だし、綾乃といればこの空白を埋められる気がしたから。
この空白……、そう、ずっと私を悩ませ続けるこの空白を。
綾乃「来ないで!」
だけど、そんな私を綾乃はそう言葉で拒絶して。
私はただ、何もできないままだった。
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