28:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/08(木) 12:08:58.21 ID:FFo2w0hDO
朝の部室というのは、なんとも殺風景な場所である。
遠くから聞こえる他の部活の掛け声とか、そういうものが聞こえない場所にあることもあって、余計に静かだ。
あかりは早々にお湯をかけていて、まだここを出るのには30分位の余裕があった。
あかり「お茶入れるね」
京子「お湯を準備するの早すぎるって」
机に突っ伏しながら、置いてある台本に手を伸ばす。
そう言えば昨日のこと、あかりは怒っていないのかな?
劇の練習を一人でやらせてしまったわけで。
我ながらかなり身勝手なことをしたと思う。
あかり「はい、京子ちゃん」
京子「ん、ありがとう」
用意されたお茶を一口、体が温まるのを感じながら、あかりを見る。
あかりはただ私を見ながらニコニコしている。その無邪気な感じは、夢の中に出てきたあかりとは違う感じがした。
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