322:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[saga sage]
2012/12/02(日) 01:24:33.82 ID:AzbOAoJG0
京子「母さん?」
声をかけてみたが返事は無かった。
時計を見ると、もう夕方に差し掛かるかなって時間になっていた。
夕飯の予定かな、と思って返事を待っていると。
結衣「京子、私だ」
結衣の声が入ってきた。
わざわざ家にまで来てくれるなんて、別に来なくてもいいのになんて思いながら、今さっきまでの気持ちを紛らわしたくて言葉を返す。
京子「結衣?どうしたの〜」
できる限り平静、いやいつも通りを心がけながらうまくできたんじゃないかな?
そんなことを思いながら、結衣が来た理由はなんだろうかなんて考えてみる。
もしかして昨日の綾乃のとのデートの事でも聞きに来たのかな、結衣もやっぱりそういうの気になるのかなって思う。
綾乃には振られちゃったんだから、笑い話にしてしまってもいいのだろうか?
それは綾乃にも悪いか、そんな事を考えて頭の中をゴシップで一杯にする。
少しでもテンションを上げるための工夫だから仕方ない。
そして、結衣の返事は――
結衣「あかりが見つからない」
思わず、首を傾げている私がいた。
332Res/258.59 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。