過去ログ - 京子「アッカリーン」
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51:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/10(土) 00:35:09.44 ID:9WsvdVQDO
京子「あ、あかり……」

どこか気まずそうに下を向いたあかりが、そこにはいた。

昨日の事を思い出して、私の中に後悔と同時に恥ずかしさがこみ上げてくる。

しばらくの沈黙が過ぎて、いつの間にか朝練開始のチャイムが響く。

京子「あ、あかり、まずはさ、中入ろうぜ?」

緊張で声が震える。いつもみたいに話しかけられない歯痒さと、あかりに無視されてるんじゃないかという思いで、心がぐらぐらする。

あかりは頷く事もなく、私の横を通り過ぎる。どうやら鍵を借りてきていたようで、部室を開けるとそのまま中に入っていった。

やっぱり、嫌われてるのかもしれない。仕方のないことだ。

心の中がズキズキと痛む。だが、私がやったこと、自業自得だ。

遅れて部室に入ると、あかりは座って待っていた。

恐る恐る、私は対面に座り、あかりの様子を見る。

いつもはあがっている顔も、今は下を向いていて、表情はわからない。

それが私の不安を一層強くする。嫌われた、軽蔑されるかもしれないし、もう友達でもないって言われる可能性だってある。


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