過去ログ - アンリ士郎「あ、次の試合いつだっけ。」 嫁ライダー「安価で決めましょう」
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609:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/21(水) 20:08:10.47 ID:LpHaqsxo0


百アサシン「マスター、急ぎご報告の旨を」


 そして女が無数の蟲どもに犯し貪られ喰われていく様を見守っていた男の背後に仮面の女が現れた。
 顔の上半分を覆った仮面からは表情が窺い知れず
 さもいえぬ不吉な気配を漂わせる凶相の空気を辺りに纏わせていく。


「どうしました?」


百アサシン「対象が動きを活発化させました。
      こちらの被害は既に4名…………そして7つのダミー拠点の破壊、ハッキング侵入など
      既に我々の手勢が防衛に周らされてしまうほどの攻勢に出ています…………」


「ほう?さすがは今大会の台風の目というところでしょうか?
 貴方もかつての同郷の方を恐れるだけありますね」

 冷徹な口調に、底深い情念のうねりが潜んでいた。


百アサシン「はっ…………。しかしよろしいので?
      このままでは奴等から身を隠すのにも限界がありますが………」



「ええ、貴方方は引き続き彼らへの暗殺と妨害行動をお願いします。
 あなた方の攻撃は、マスターである人間にとっては天地が逆さまになるほど恐ろしいものだったはずです。
 いったん植えつけられた恐怖と憎悪は、そう簡単に拭い去れるものではありません」


百アサシン「…………御意」


 気配が断ち切れる。
 後に残った男は、既に全身をくまなく嬲られ子宮を貪られた屍体になった女に背を向けてこの場を後にする。
 内に秘めた哄笑が残照を残す。
 この日も、セラフの参加者たちの〈理由なき失踪〉が、不定期多発的に起きていた。


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