過去ログ - 妹の手を握るまで
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540:以下、あけまして[sage]
2012/01/03(火) 23:43:17.96 ID:RVY2MB2DO
乙乙


541:以下、あけまして[sage]
2012/01/04(水) 00:09:14.65 ID:IjCN6e+/0


氷解した!


542:以下、あけまして[sage]
2012/01/04(水) 04:00:09.80 ID:m23fZYb6o
乙ー
引き込まれるなー


543:以下、あけまして[sage]
2012/01/04(水) 20:37:21.18 ID:knVjhM40o
作者です。職場からこんばんは

本日、深夜まで残業決定につき投下できません

申し訳ありません


544:以下、あけまして[sage]
2012/01/04(水) 20:56:55.58 ID:y7Lks2YAo
いつまでも待つわ


545:以下、あけまして[sage]
2012/01/04(水) 21:24:46.46 ID:pnRK+kzW0
残業頑張れ
待ってる


546:以下、あけまして[saga]
2012/01/04(水) 23:17:59.97 ID:R8O9LQyZo
>>543と言いましたが意外と早く帰宅できました。
これから昨日書き溜めてあった2レス分(短いですけど)を投下、その後風呂飯後、書けたとこまで投下します
多分1レスか2レスくらいだと思いますけど


547:以下、あけまして[saga]
2012/01/04(水) 23:20:10.20 ID:R8O9LQyZo
翌日。妹ちゃんはまた学校を休んだ。昨日の夜はほとんど眠れなくて、お兄さんと妹ちゃんの関係がどこまで進展したのかをぐるぐると同じ思考回路を辿りながら考え続けていた。お兄さんは妹ちゃんを恋愛の対象として意識しているのだろうか。さっきは先輩と妹ちゃんの仲直りに嫉妬してしていたのだろうか。妹ちゃんと先輩の和解なんて実はほとんど意味のない出来事だった。それはこれまでも常に繰り返されていて、妹ちゃんに先輩が謝るという形式まで確率されていた儀式に過ぎなかった。それをお兄さんに話せばお兄さんは安心するかもしれない。でも、それはできなかった。妹ちゃんは今ではあたしの恋愛の対象であるとともに、あたしの恋愛のライバルでもあったから。敵に塩を送るという表現は前にお兄さんに軽く暗示したことはあったけど、その頃はお兄さんを演技で騙して自分に振り向かせようと思っていた。でも、今では当初の目的は吹き飛んで無くなっていて、あたしの目標はお兄さんの彼女になることだった。それも演技ではなく心からの。外形的な目的は以前と全く変っていないのだけれど、通底に流れると感情は180度変っていてそれとともにあたしの必死加減も異なってしまっていた。手段が目的となるとはまさにこのことだった。

それで今日は、勇気を出して妹ちゃんに、昨日のお兄さんの自宅での様子を知りたかったのだけど、妹ちゃんは学校に来いていない。一瞬嫌な予感があたしの頭をよぎったけれど、あたしは必死にその思いを振り払った。

・・・・・・行動しなければ。早ければ早いほどいい。幸いなことに、昨日偶然先輩と一緒にいる妹ちゃんを見かけたあたしは妹ちゃんを先輩から引き離し、学祭にお兄さんを招待し案内していいか聞いてみた。妹ちゃんの答えはシンプルにいいよ、という答えだった。
以下略



548:以下、あけまして[saga]
2012/01/04(水) 23:23:14.66 ID:R8O9LQyZo
学園祭当日。こんなに早く来ているわけはないと思ったけど、お兄さんを待たせるのが嫌であたしは30分以上前に、待ち合わせ場所に向かった。
待つことを覚悟したあたしが校門の前に着いた時、やや逆光気味に人込みからやや離れた場所にたたずんで何か物思いにふけっているお兄さんの姿が目に入った。
・・・・・・その瞬間、早鐘を打つように胸が高鳴った。

「お兄さん?」
以下略



549:以下、あけまして[saga]
2012/01/04(水) 23:45:09.77 ID:R8O9LQyZo
この日、あたしは精一杯お兄さんに自分の好意をアピールした。

「お兄さんってうちらのOBじゃないんですね、残念」

「いえ。別に深い意味はないんですけど。どこかでお兄さんと縁があった方が嬉しいじゃないですか?」
以下略



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