過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
↓
1-
覧
板
20
183
:
◆sk/InHcLP.
[saga sage]
2012/03/12(月) 21:33:10.73 ID:wyrSFD9O0
「ああ、インデックス。覚えていたのですか」
「うんっ! こうすればもとはるもだいじょうぶだよね!」
「ええ。もう土御門の苦痛は空へと消えてしまいました!」
「あの、ねーちん? オレ、まだ結構痛みが…」
「は?」ニコォ
「…あれぇ、もう全然痛くないやー。本当に痛みが飛んで行ったみたいぜよー」
いやまぁ、実際まだ痛みはあったけど。でも、ねーちんの目がマジだったので、抵抗しない方がいいよ絶対。
オレが飼い主でインデックスが可愛いペット、ステイルが息子だとすれば、神裂火織は恐妻といったところか。
その設定だとオレとねーちんが夫婦だから変な誤解されそうだが、別にオレは神裂に恋している訳でもない。
確かに魅力的っちゃあ魅力的だけど、あんなに沈着冷静なあの少女は、ここ数年は陥落しないと思う。
「……うん? 僕は、どうして石畳の上で寝ているんだい?」
「ああ、やっと起きたのかステイル」
「まあね。ところで、僕はどうして…」
「さあステイル! 報告がまだでしょう? 私も付き添いますから、さっさと済ませてしまいましょう」
「ん? ああ、そうだが。でも今回も結構な仕事だったんだ。ここでゆっくりして行ったって大丈夫さ」
「いいから! 早く行きましょう!」
「う、うん。じゃあインデックスは…」
色々と戸惑いながらも、とりあえず上へ報告に行くことにしたステイルは、インデックスの方に視線を向ける。
今回の任務も、禁書目録作成のための『記憶』とその護衛。ステイルは護衛しその様子を観察するのが務めだ。
だから、護衛中に自身で見聞きしたりインデックスに色々聞いたりしているので、報告は彼だけで十分なのだ。
いつもそうしている。だが、そうなると報告の間、彼女は一人ぼっちに……
「もとはると一緒にいる!」
「オレも大丈夫だぜいステイル。今日はオフだからにゃー」
「本当!?」
「ああ。だからステイル、ゆーっくりと報告して来るがいいぜい?」
…なることなんて無かった。そもそもここの土御門元春様がいるのだから。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
219Res/247.71 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1323270319/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice