過去ログ - 土御門「忘れたかにゃー、インデックス。オレって実は天邪鬼なんだぜい」
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197: ◆sk/InHcLP.[saga sage]
2012/04/17(火) 00:13:26.13 ID:e+RZEc+B0

ちなみにインデックスもまた土御門同様に寝込んでいる。小萌先生のパジャマを借りて。
昨日は様々な出来事があって忘れられそうだが、インデックスもまた死にかけだったのだ。
魔術で傷口を塞ぎはしたが、完全に治すには術者でなく対象者の体力を必要とする。
つまり、風邪を治すには薬を飲むだけではなくしっかりと睡眠をとることも必要…みたいなものだ。
そしてそれは土御門も一緒だ。だから、土御門とインデックスは仲良く雑魚寝しているのである。


「まったく。でりかしーの無い男だね!」

「まあまあそう暴れるなよインデックス。まだちゃんと横になってないと治らないぜい?」

「むう。もとはるがそう言うなら、大人しくしているんだよ…」

「よろしい。さあ仲良くおねんねしよう。もう寝よう。おやすみカミやん」

「お休みなんだよ」

「おう、お大事にな。……いやそうじゃねえよ! もう帰らなきゃいけないみたいな雰囲気にするな!」

「だからうるさいんだよ馬鹿。本当に騒がしい男かも」

「まあまあ落ち着けインデックス。確かに上条当麻は騒がしくて若干空気が読めないけど、まあ良い人だからにゃー」

「俺が悪いの!? つーかそれが命の恩人に対する態度かよ!」


上条当麻は今日も元気だなぁ、と土御門は思わず感心してしまうが、彼が言っていることも尤もだ。
これまた忘れられそうな事実だが、土御門元春は上条当麻が小萌宅まで運んでいなければ死んでいたのだ。
ただインデックスの場合はそのことに対する感謝よりも現状の上条に対する不満の方が大きいようだが。


「…それで? 土御門、お前いつの間に舞夏と連絡取ってたんだよ」

「カミやんが出てってから10分後くらいじゃないかにゃー」

「道理で怒ってきた訳だよ…。どうせ『今日も全然元気だぜマイスウィートシスター!』とか電話で言ったんだろ」

「馬鹿のくせによくわかったね」

「インデックスさんの言葉が辛辣すぎるのですが」

「自業自得ぜよ」



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