過去ログ - 魔法少女とハリマ☆ハリオ
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121: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/16(金) 20:14:41.28 ID:0CLrAeMro

 マミと播磨。二人のやりとりを見てさやかは戸惑っているようだ。

「ええと、お二人はお知り合いなんですか?」

「ええ、この間少し」

 さやかの言葉にマミが答えた。

「ごめんなさい、少し急ぎますので。今日はこれで。行きましょう、美樹さん」

 そう言うと、美樹さやかを連れてどこかへ行こうとする。

 だがそうはいかない。

「待てよ巴マミ」

「あら、何かしら」

「お前ェに少し話がある」

「私からは別にありません」

 そう言ってマミは再び歩き出す。

「瀬川絵里――」

 播磨のその言葉に、マミは歩みをとめた。

「この名前に、覚えがあるだろう」

「あなた……」

 マミの表情に動揺の色が見える。

(ここはビンゴか)

「場所を移しましょう」





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