209: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/21(水) 20:07:03.38 ID:KyaUPy36o
数秒の沈黙。
播磨は、慎重に言葉を選びながら口を開く。
「なあ、暁美」
「はい?」
「友達ってのはさ、沢山いても仕方ねェと思うんだ」
「そうなんですか?」
「別に沢山作ろうなんて思わなくてもいい。一人でもいいから、信頼できる仲間がいたら、
それだけで十分幸せだと思うけどな」
「……」
(ちと臭かったか)
「は、はい!」
「どうした」
「凄いです播磨さん」
「はん?」
「私感動しました」
「いや、別に」
「やっぱり播磨さんは凄い人なんですね」
「いや、違ェから」
そんな話をしながら、播磨とほむらの二人は駅前の文具店に到着した。
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