過去ログ - 魔法少女とハリマ☆ハリオ
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270:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/24(土) 18:09:22.58 ID:UqEfXJhDo
 パンツ男はそう言ってポーズをとった。

「女性用下着を奪う変態男、この変態仮面がお仕置きしてくれる」

「お前にだけは変態なんて言われたくねえべ!」

 腰巻は叫んだ。

「問答無用!」

 そう言って変態仮面は、どこから取り出したのかわからない鞭を手に、腰巻の腕を狙う。

「ぐわ!」

 鞭はまるで生きているように“しなり”、腰巻の腕に当たった。

 そして、彼が手に持っていた初春のパンティを地面に落とすのであった。

「くそっ、パンティが」

 落ちたパンティに気を取られた瞬間、

「今だ! 黒子くん!」

 変態仮面が叫ぶ。

「な?」

 腰巻が気付いたときには、すでに腕に抱いていた少女の姿がなかった。

 ついでに、地面に落ちたパンティもなかった。

「そんな……!」

 ショックを受ける腰巻。

 ババ臭い声の風紀委員は空間移動能力者で、今の一瞬で初春とそのパンティを
奪え返したのだった。

 そしてそんな腰巻に変態仮面が歩み寄る。

「欲に負けた男よ、乙女の心の痛みを知れ!」

 彼の手には、荒縄が握られていた。

「ぎゃあああああああああああ!!!!」

 腰巻は、一瞬で亀甲縛りにされ、公園の並木につるされたのだった。




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