337:年末スペシャル ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2011/12/25(日) 20:52:40.17 ID:GEEMDRZko
「はっはっは。私が澪の母だ。よろしく。気軽に“お義母さん”と呼んでもらっても構わない」
「全然気軽じゃないよ! 思いっきり重いよ! というか、初対面の人に何言ってるの!」
「いや、すまない。澪が家に男の友達を連れてくるなんてはじめてだから、私もついうれしくなってな」
「はあ、そうなんっすか……」
播磨は反応に困っているようだ。
「まあ、とりあえずあがりたまえ」
「し、失礼します」
「播磨くん、こっち」
これ以上、播磨と母親を一緒にいさせたら、何を言い出すかわからない。
そう思った澪は、速攻で播磨を自分の部屋に連れて行こうとするのだが、
「ご、ごめん。ちょっと待って」
部屋の片づけをしていないことを思い出してしまう。
「どうしたのだ、澪」
再び母登場である。
「なんでもない」
「部屋の片づけなら問題ないぞ。ウィ○パーはちゃんと隠しておいたからな」
「おおおおお母さん!」
顔が真っ赤になっているのが自分でもわかる。
「いやいや、年頃の子供の部屋には、人に見られたくない物の一つや二つ、あるものだ。
なあ、播磨くん」
「はあ……」
「もう! 播磨くんに話を振らないで!」
「澪も私に似てナ○キン派だからな。貸し借りができて助かっている」
「サラッと何言ってるのよ!」
「最近のは性能がいいから、多い日もサラッサラ」
「まあああああまああああああああああ!!!」
*
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