475: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/02(月) 16:19:35.59 ID:pJ/bogyUo
「憎い憎い憎い」
「落ち着けよ」
「もうあたしに構わないで!」
急に大声を出したさやかは不意に立ち上がる。
「おい」
播磨はなだめようとするも、間に合わない。
「ごめん、播磨さん……! あたしのこと、心配してくれてたのに」
暗くてよく見えなかったが、さやかの頬には微かに涙が伝ったような気がした。
「待てよ」
「ごめん」
そういうと、さやかは走り出す。
止めようとしても無駄であることは、播磨自身がよくわかっていた。
*
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