過去ログ - 魔法少女とハリマ☆ハリオ
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513: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/06(金) 19:37:32.93 ID:9e1wVLifo

 談講社の広い廊下を歩くと、ひたすらデカイ扉が目に入る。

(これが編集長室……)

 よく見ると、前を行く三井という名の編集者も緊張しているようだ。

「し、失礼します」 

 ドアを開けて中に入ると、そこには本当に巨大な男が座っていた。

(デカイ)

 まるで奈良の大仏のようなデカさ。

(いや、オーラで大きく見えているだけか……?)

 そう思ったが、周りの観葉植物とかも明らかに街路樹くらいの大きさがあるのでやはり大きいのだろう。

「彼が、その漫画を描いた人です」

 そう言って、ヒラの編集者は播磨を紹介した。

「うむ」

 編集長はうなずき、そして顔をあげる。

 髭の生えたその巨大な男は、岩をも射抜くような鋭い眼光で播磨を睨み付けた。


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