過去ログ - 魔法少女とハリマ☆ハリオ
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520: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/06(金) 19:43:29.85 ID:9e1wVLifo

「……ハリオ」

 再び侑子の雰囲気が変わる。

「なんだよ」

「この世に偶然なんてないの」

「ああ?」

「あるのは必然」

「必然……?」

「……あなたは何かを求めてここに来た。そして、それがここにはあるの」

「本当、だろうな」

「ええ。ここは何でも願いをかなえる“ミセ”ですもの。そのかわり、対価がいるわ」

「対価」

「そう。願い事にはね、対価が必要なの。それは、その願いに合ったものでなければならない。
多すぎても少な過ぎてもいけない」

「対価って、何を払えばいいんだよ。金ならねェぞ」

「お金じゃないわ。その“願い”に見合ったものを払うの。もちろん、単なる物とも限らないわ」

「ウソくせェ」

「ふふ、それが普通の反応ね」

「……」

「でもまあ、せっかくだから話だけでもしていったら? ウチはキャバクラでもないから、
聞くだけならタダよ」

 播磨は侑子の顔をじっと睨む。


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