651: ◆tUNoJq4Lwk[saga]
2012/01/18(水) 20:01:53.86 ID:O9JpTr3wo
(播磨さん)
ふと、サングラスの高校生が頭に浮かぶ。
もしかして、あの人なら何とかしてくれるのではないか。
根拠はないけれども、ほむらにはそう感じた。
(でも信じてもらえるかな)
『いるわけねェだろう』
播磨の言葉がよみがえる。
自分を救ってくれた、ある意味“恩人”である彼に変な目で見られることは
ほむらにとって耐えがたいことでもあったのだ。
(それでも……)
さやかには秘密と言われたけれど、その不安を一人で抱えるには重すぎる。
その時、鹿目まどかの姿が見えた。
まどかはクラスでも、美樹さやかと特別仲が良かった生徒の一人だ。
そんな親友のさやかが学校を休んだのだから、心配しないはずがない。
現に、まどかの表情は暗い。
「あ、あの、鹿目さん」
ほむらは思わず声をかけてしまう。
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