過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」
↓
1-
覧
板
20
880
:
VIPにかわりましてNIPPERがお送りします
(愛知県)
[saga]
2012/02/04(土) 21:48:43.60 ID:5PcW49HQ0
「な……!?」
殺し屋が驚きの声をあげる。
その声とほぼ同時に殺し屋の右腕と右肩に矢が突き刺さる。
「矢が一本でしか撃てないなんて誰が言った?」
弓兵は口元を少しだけ緩めて微笑した。
あご髭を触りながら、殺し屋を見る。
それは誰もが思いつき、しかし誰も出来ない事だった。
彼は一度に三本の矢を弓につがえ、三本の矢を同時に撃ったのだ。
さらに二本の矢が先頭の一本の矢の死角になるように計算もして。
殺し屋は自分に突き刺さった矢を無理矢理引き抜くと、地面に放り投げた。
その顔は痛みで僅かに歪んでいるものの、相変わらず笑顔だ。
何がそんなに楽しいのか、僅かに声も漏れている。
「はは、ははははは、あはははははは!!」
何かが爆発したように大声で笑い出す。
高らかで、まるで子供の様に澄み切った声。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
1002Res/557.60 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1323607229/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice