過去ログ - 勇者「パーティーにまともな奴がいない……」
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903:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 21:53:24.54 ID:5QyZFwkd0
共に剣と刀が衝突した。
部屋全体に金属音が響き渡り、共鳴する。

勇者は刀を僅かに傾け、威力を受け流す。
出来る限り、炎に焼かれる時間を短縮する。
以下略



904:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 21:56:04.50 ID:5QyZFwkd0
刀が綺麗に魔法剣士を斬った。
赤黒い液体が噴き出し、勇者の服と顔を染める。
そのくせ刀はいつも以上に銀色に鈍く輝いていた。

さらに追撃を加える為、一歩踏み出す。
以下略



905:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 21:59:08.87 ID:5QyZFwkd0
魔法剣士の剣の発火は終わっていた。
だがその代わりに、剣を風の様なものが包み込んでいる。

もちろんそんなものは目に見えない。
だが勇者にはなんとなくわかった。
以下略



906:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 22:02:08.82 ID:5QyZFwkd0
勇者は魔法剣士目掛けて全力で走り出した。
防御や会費は一切考えず、相手を一撃で仕留める事だけを考える。
奥歯がギリギリと鳴き、関節が負担に耐え切れず悲鳴を上げる。
だがここで止まる訳にはいかない。
さらに態勢を低くし、加速する。
以下略



907:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 22:04:53.17 ID:5QyZFwkd0
魔法剣士の剣に弾かれ、後ろに弾き飛ばされる。

うまく着地できず、膝をつく。
さっきのダメージがかなり効いているようだ。

以下略



908:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 22:07:22.87 ID:5QyZFwkd0
一歩踏み込み、力を押し返す。

刀が見えない何かを斬っているのがわかる。


以下略



909:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 22:08:39.00 ID:5QyZFwkd0
魔法剣士「俺の負けだ……ははっ」

勇者「何がおかしいんだ?」ハァハァ

魔法剣士「言っただろ、俺は勝っても負けてもいいんだよ」
以下略



910:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 22:10:07.18 ID:5QyZFwkd0
勇者「そうだ、妹は!?」

妹「お兄ちゃん」タタタッ

勇者「お前大丈夫か?」
以下略



911:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(愛知県)[saga]
2012/02/06(月) 22:11:51.13 ID:5QyZFwkd0
今日はここまでです。

戦闘シーンがマンネリしない様にいろいろ工夫してるんですが難しいです。


912:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします[sage]
2012/02/06(月) 22:12:49.21 ID:lAKtK+OQo


会費を考えなかったのか


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