過去ログ - 御坂「とらっ!」一方通行「ドラァあああっッ!!??」
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212: ◆Mx7XGp.7IA
2011/12/24(土) 11:06:40.59 ID:l4pzv8ao0


「…あァちきしょォ…なンで…どォしてこうなった…」


「…それはこっちの台詞よ…」


一方通行と御坂は、現実の恐ろしさを思い知った。


二人が痛感した認めたくない現実、それは、互いの想い人による絶大な勘違いであった。


自分達のことなどロクに知らない人間なら構わない、二人はそう思っていた。


しかし、二人が、他の誰よりも通じ合っていると信じていた友人達。


その上、応援する気でいるから余計にタチが悪い。


幸運な事に、これを上回る精神的ダメージを幾度となく経験してきた二人にとって、取り返しのつかない事態と言う風には認識されなかったようだが、それでも由々しき事態には変わりは無いのである。



「そもそもアンタ!!なんでアイツのパンチかわさなかったのよ!!喧嘩慣れしてるアンタならお茶の子さいさいでしょ!?」


「あァ?無茶言うンじゃねェ!つゥかよ、テメエは受けたことないからわかんねェだろうが、あの三下の説教はある種の魔法みてェなもンだ。誰もがアイツの言葉の前には我を失う、もしくは聞き入っちまうンだよ…」


「な、何よそれ…」


「はッ、信じてもらえねェならそれはそれで構わねェが―――」


「…かっこいい」


「って信じンのか!?つゥかふざけてる場合じゃねェだろ!対策を考えやがれ!!」


「ふ、ふざけてないわよ!」


「…ったくよォ」


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