119: ◆Ritsu/ZuXY
2011/12/18(日) 22:52:58.53 ID:YJ81KrQR0
2.どうにかして運ぶ
律「おーい、おーい」ユサユサ
梓「んー」ムニャムニャ
律(こりゃ駄目だな)
律(仕方ない)
律は梓のももと背中の下に手を入れると
律「よっこいせっと」
そう、またお姫様だっこだ
律「小柄で軽い目とはいえさすがに辛いな・・・」
梓 スゥスゥ
律(しかしまー本当によく眠ってるな・・・)
乗客がこちらをチラチラと見てくる
しかし気にせずにさっさと降車する
降車すると同時に電車がドアを閉め走り出す
律(うぅ、寒い)
巻き起こる列車風はこの季節にはなかなか寒い
しかし
梓 スヤスヤ
律(こいつ赤ちゃんかよ・・・)
律「あー重い重い」フラフラ
階段をよろよろと上がっていく律
地方都市とはいえ流石に夜中は人が少ない
おかげで注目される必要はなくゆっくり上がっていった
律(あー改札だ)
律「おい、梓、梓」ユサユサ
梓「んぅ・・・」ムニャムニャ
梓 スゥスゥ
律(ダメだこりゃ)
律「仕方ない」
律「えーっとこのポケットだったかな」
梓の服のポケットを探る
律「あったあった」
取り出したのは切符だった
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