過去ログ - 男「調教ゲーは楽しいなぁ。」シコシコ
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SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
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2011/12/13(火) 00:31:48.94 ID:bnbY2PTX0
ゆらり、とろうそくの火が揺れる。
いっそこれで体を燃やして死んでしまえたら楽なのに。
そんな事を金髪が考えだすのに十分な時間が経った頃、外は既に夜11時を回っていた。
地下室に、冬の冷たい風が吹きこんできた。
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SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
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2011/12/13(火) 00:32:20.27 ID:bnbY2PTX0
ふっ
何の前触れも見せないで、それは消えた。
冷たい石室を、一気に闇が覆っていく。
金髪「ひっ・・・!」
以下略
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SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
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2011/12/13(火) 00:32:58.07 ID:bnbY2PTX0
金髪「い、嫌・・・」
私は、この部屋で、縛られたままで、くらくてつめたいまま、一人っきりで・・・
死ぬ?
以下略
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SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
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2011/12/13(火) 00:34:02.83 ID:bnbY2PTX0
金髪「くらいの!さむいの!嫌!ぐすっ、死にたく、死にたくない!誰かあああああああああああああああああああああ!」
それは心からの叫びだった。
追い詰められた生命が叫ぶ、最後の一絞りの声。
誰かが断末魔とも呼ぶ、それそのものだった。
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2011/12/13(火) 00:34:49.57 ID:bnbY2PTX0
ギィィィィィィ、バタン
光と繋がっている扉が、開いた。
金髪の目に優しいろうそくの灯りが飛び込んでくる。
男「どうしたんだよ、館中に声が響いてたぞ」
以下略
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2011/12/13(火) 00:35:37.38 ID:bnbY2PTX0
金髪「お願いします、助けて、助けて下さい・・・死にたくないの・・・。」
男はしばし逡巡したのち、合点がいったとばかりに手をポンと叩いた。
ゆっくりと灯台に近づき、ろうそくの火を灯してやる。
金髪の顔に、生気が戻った。
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2011/12/13(火) 00:36:00.52 ID:bnbY2PTX0
金髪「ありがとうございます!」
金髪は、自分が誰に礼を言ってるのか分かっていないのだろう。
そう理解した男は苦笑しながら金髪の綺麗な髪を撫でる。
久しぶりに触れる人肌の暖かさに、金髪は無意識に涙を流していた。
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SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
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2011/12/13(火) 00:36:35.99 ID:bnbY2PTX0
再びシャワー室に入る。
今度は金髪も自分の足で中へ入っていった。
ふむ、さっきと反応が違うのか試してみようか。
好奇心を抑えられないまま、先ほどより少し勢いを弱めた39度のシャワーを浴びせる。
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2011/12/13(火) 00:37:02.94 ID:bnbY2PTX0
金髪「ふぁ・・・?んぅ・・・」
金髪は先ほどまでのように暴れたりはせず、こちらの腕に体を任せている。
どうやら、本当に極限状態だったようだ。
俺はボディソープをスポンジで泡立て、金髪の体を撫でる。
以下略
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2011/12/13(火) 00:37:35.37 ID:bnbY2PTX0
男「さて、とりあえず体は洗い終わったが・・・髪はどうする?」
未だに夢見心地の金髪の体を揺さぶり、現実に引き戻す。
金髪は目を見開くと、急にこちらから距離をとった。
どうやら怯えているようだ。まぁ、当たり前なんだが。
以下略
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