過去ログ - 男「調教ゲーは楽しいなぁ。」シコシコ
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163:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/13(火) 22:09:55.27 ID:bnbY2PTX0
消えろ、消えろ、消えろ、消えろ、消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えろ消えてしまえ!
そう念じながらろうそくを睨む。
炎は揺れるばかりで、一向に消える気配は無い。
あぁ、やっぱり駄目だった。
また、思い通りに行かなかった。
以下略



164:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/13(火) 22:21:45.08 ID:bnbY2PTX0

くらい。
さむい。
こわい。
さみしい。


165:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/13(火) 22:22:20.57 ID:bnbY2PTX0
どうしたら暖かくしてくれるの?どうすれば優しくしてくれるの?
私は、今まで誰かを暖かくした事があったっけ?
誰かに優しくした事があったっけ?
ううん、無い。私は、ろうそくの火さえ消したことは無い。何もした事がないんだ。
友達が居ないのも、アイツに見捨てられたのも、何もしなかった私のせい。
以下略



166:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/13(火) 22:22:59.02 ID:bnbY2PTX0
夜7時・一階

そろそろ、金髪に夕食でもあげてくるか。
そう思った俺は、地下へと続く扉を開ける。
ギィィィィ、バタン。
以下略



167:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/13(火) 22:23:54.90 ID:bnbY2PTX0
金髪「お願いが、あります・・・」

金髪はゆっくりと口を動かす。
その瞳は初めて会った時のような澄んだ輝きで、しっかりと男の方を見据えている。
俺は脚を止めて、金髪の言葉に耳を傾ける。
以下略



168:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/13(火) 22:24:32.54 ID:bnbY2PTX0
たどたどしく、途切れ途切れに金髪から漏れ出す音。
それは、誓いの言葉。
自らの意志で今までの自分を殺し、主に忠を尽くすと決めた者の言葉。
故に、その瞳に迷いはなく。
男がそれを断る理由など、あろうはずもなかった。
以下略



169:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/13(火) 22:26:07.64 ID:bnbY2PTX0
金髪「ありがとう・・・ございます・・・ご主人様。」

男はプレートを投げ出し、金髪を抱きしめる。
金髪もまた、男を受け入れる。
10秒、20秒、いくつ経っただろうか。
以下略



170:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/13(火) 22:26:37.64 ID:bnbY2PTX0
金髪「それで、ご主人様・・・出来れば、夕食を頂きたいのですが・・・」

男「あっ・・・やべえ、あんまり嬉しくってぶちまけてた!」

申し訳なさそうに言う金髪の言葉で、男は自分の愚行に初めて気づく。
以下略



171:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/13(火) 22:27:03.26 ID:bnbY2PTX0
男「すぐ持ってくるから!」

金髪「クスクス・・・はい、お待ちしています。」

それから。
以下略



172:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/13(火) 22:27:33.50 ID:bnbY2PTX0
金髪「ご主人様。次は、私が。」

男「・・・あぁ。頼むよ。」

そう。
以下略



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