過去ログ - 男「調教ゲーは楽しいなぁ。」シコシコ
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311:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:42:56.87 ID:s8K41cg20
訝しみながらも、男は無口に問いかける。

男「もっとして欲しいか?だったら、俺のモノに・・・」

無口「なりまひゅ!にゃるからぁ、もっとぉ!・・・いっぱい、絞ってぇ・・・吸ってぇ・・・下さいぃぃ」
以下略



312:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:43:48.19 ID:s8K41cg20
男の家の地下室のベットに、縛られたままの無口を寝かせる。
無口は早く、早くと行為の催促を繰り返すばかりだ。
男は無口の目を覆っていた布を取り、その色を確かめる。
それは闇の中を這いまわる影のように、どす黒い目だった。
モノどころではない。最早人間を、生きることを止めても構わない者の目。
以下略



313:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:44:24.95 ID:s8K41cg20
男は以前にもこんな目をした者を見たことがある。
そいつは男に対する殺意によって、その目を濁らせていた。
ならこいつは何だ?
この世から何を消し去りたいと考えている?

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314:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:45:05.26 ID:s8K41cg20
無口「・・・くっ、くくくくくくくくくく・・・あははははははははははははははははははははははははははは!」

無口が普段からは考えられない声量で嗤う。
それは、狂気の笑みだった。
ぎょろっと眼球を動かしこちらを睨みつけて、無口は口の端を釣り上げて笑った。
以下略



315:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:46:44.68 ID:s8K41cg20
依存だ。
男から与えられる快楽、それだけが彼女の全てを支配していた。
それじゃあ、お前が幸せになれねぇだろ。
男は歯軋りして怒鳴りつける。

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316:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:47:30.72 ID:s8K41cg20
男「お前・・・どうしてそんなに自分を見下すんだ?」

頬を押さえ、顔をこちらに向かせて問いかける。
無口は凍りついたような表情でそれを見つめていた。
十分、二十分ほど経ったときだろうか。
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317:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:48:25.97 ID:s8K41cg20
無口「・・・私には、生きている価値なんてないから。」

無口は溜まっていたものを吐き出すように、今までの境遇を語った。
学校でも、家でも否定され続けたこと。
最初の内は憤っていだが、いずれそれすらも止めるようになったこと。
以下略



318:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:48:52.33 ID:s8K41cg20
男「何だ、そんな事かよ。」

男は呆れたような口調で言う。
それを見た無口の頭はカッと熱くなり、感情が爆発する。
無口は男をキッと睨み、強く叫んだ。
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319:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:49:24.35 ID:s8K41cg20
男「お前は自分から何かした事がないんじゃねぇのか?」

男「それが良い事か、悪い事かは置いといてよ。」

図星だ。
以下略



320:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:50:12.49 ID:s8K41cg20
無口「でもっ・・・私には、何も・・・!」

男「お前はもう、俺のモノだ。お前が出来ない事があるなら、俺も手伝う。お前が叶えたい夢があるなら、俺も手を伸ばす。」

そう言って、男は笑った。
以下略



321:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga ]
2011/12/18(日) 15:50:53.82 ID:s8K41cg20
男「決めたからだよ。それが善だろうと悪だろうと、常識外れだろうと、全世界の人から否定されようと!俺は俺の道を行くってな!」

男の顔に、無口の記憶の中から一つのモノが重なる。
どんなことをしてでも知識を得んとする最高神の姿。
この外道の歪みきった、しかし何よりも硬い意志こそ。
以下略



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