過去ログ - 再不斬「聖杯戦争だと?」 -SS速報VIP

過去ログ - 再不斬「聖杯戦争だと?」

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42:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/30(金) 01:23:31.83 ID:hHgn1eXAO
どうにもアサシンはまだ生きているという予感がしてならない。
確かにアーチャーの攻撃は一度見ただけでも凄まじいものだと分かる。
だが、それにしてもアサシンがあそこまで簡単に脱落するとは思えない。
しかし、アサシンが殺された以上は生きているアーチャーが一番の脅威である。

以下略

43:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/30(金) 01:40:03.45 ID:hHgn1eXAO
再不斬は次に龍之介について考え始めた。
そもそもにおいて龍之介は魔術回路は存在しているものの魔術師ではない。
よって、聖杯戦争に関する情報は皆無である。
なので本来であればこちらからマスターに基本的なことを教えるべきなのだ。
しかし、説明をしたところで万能の願望機である聖杯に龍之介がどのようなことを願うのかは目に見えている。

以下略

44:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/30(金) 02:06:01.66 ID:hHgn1eXAO
翌日。

龍之介が起床し、朝餉を済ませた頃に再不斬は姿を現した。
「あ、旦那おはよ」
「ああ…」

以下略

45:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/31(土) 02:50:03.61 ID:rgzcAYjAO
「…つまりお前は快楽のためだけに殺めているのか?」
「そりゃもぉー!面白おかしいよ旦那!…けど旦那、俺ってダメな奴なんだよね」
龍之介はまるで普段から勉強している者が試験でその実力を発揮できずに落ち込んでいるような様子で語り始めた。
「だって、今まで色々な殺し方を試して試して試しまくったのに一度も死の実感が沸かないんだよ、それに最近までモチベーションもがた落ちだったし…それで何か新しい刺激が欲しくて実家の土蔵を漁ってたら偶然古文書?みたいなものを見つけたんだよ!そこには悪魔を呼び出すようなことが書かれてたから早速試してみようと思って冬木市に来たんだよ!」

以下略

46:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/31(土) 03:11:24.79 ID:rgzcAYjAO
「古文書の通りに儀式をやってみたんだけど最初は失敗してさー、けどやっと成功して旦那に会えたときは最高にクールな気分だったよ!悪魔を呼び出した達成感と実在した喜び、何より俺が見落としていた溺殺を見せてくれた旦那の殺しに!今だって旦那がどんなことをしてくれるかを考えるだけでテンションが上がっちゃうよ!」
龍之介は目を輝かせながら生き生きとした口唇で言った。
再不斬はそんな龍之介を見て悟った。
龍之介の人間性は持って生まれたものだと。そして一般的な道徳と倫理観が破綻していること、好奇心が旺盛だということ。
やはり聖杯戦争のことは伏せるべきであろう。だがしかし、このままでは殺人を止める気配もない。

以下略

47:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/31(土) 03:11:55.55 ID:rgzcAYjAO
「古文書の通りに儀式をやってみたんだけど最初は失敗してさー、けどやっと成功して旦那に会えたときは最高にクールな気分だったよ!悪魔を呼び出した達成感と実在した喜び、何より俺が見落としていた溺殺を見せてくれた旦那の殺しに!今だって旦那がどんなことをしてくれるかを考えるだけでテンションが上がっちゃうよ!」
龍之介は目を輝かせながら生き生きとした口唇で言った。
再不斬はそんな龍之介を見て悟った。
龍之介の人間性は持って生まれたものだと。そして一般的な道徳と倫理観が破綻していること、好奇心が旺盛だということ。
やはり聖杯戦争のことは伏せるべきであろう。だがしかし、このままでは殺人を止める気配もない。

以下略

48:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/31(土) 03:33:25.92 ID:rgzcAYjAO
すみません連投した上にミスしました。

生き生きとした口唇×
生き生きとした口調○

以下略

49:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[saga]
2011/12/31(土) 03:48:14.11 ID:rgzcAYjAO
「でも、どうやって?」
「俺とお前が感覚共有をしたまま俺が死ぬ。そうしたらお前も死ぬ感覚を味わえる…」
「感覚…共有?それより旦那が死ぬってどういうこと?」
「それは今夜には分かることだ」
再不斬はそう言うと霊体化して龍之介の前から消えてしまった。

以下略

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