過去ログ - 女勇者「頼む、仲間になってくれ!」黒騎士「報酬はいか程で?」
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153:1 ◆ItNEKgTFQ.[age saga]
2012/01/09(月) 22:11:20.01 ID:yywRlp/h0

実に雑多な集まりである。
年齢、出身地、身分、さらには種族すら異なる雑多な人々の集まりである。
しかし、その全てが、黒騎士も良く知っているか、直接の面識は無くとも、傭兵稼業をやっていれば一度は噂話を聞く様な連中であった。

黒騎士「(コイツは中々……面白い面子だ)」
黒騎士「(しかしだ…)」

黒騎士は再度、広間を見渡す。
自分と同類の招待客以外には、隅に控えている使用人達しか見えない。

黒騎士「(肝心の招き主の姿が見えんな…)」

そんな事を考えている時であった。

――きぃぃぃぃぃぃ……

黒騎士「!」

蝶番の軋む音が聞こえ、黒騎士を始めとした傭兵一同は音のした方を向いた。
彼らが入って来たのとは違う扉が開かれ、2人の男女が姿を現す。

一人は太陽騎士団の制服を着た若い従騎士、そしてもう一人の女は……

黒騎士「――」

黒騎士は思わずその少女に見とれ、傭兵の誰かがひゅぅと口笛を吹く。



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