過去ログ - 女勇者「頼む、仲間になってくれ!」黒騎士「報酬はいか程で?」
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◆ItNEKgTFQ.
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2012/01/18(水) 22:27:11.68 ID:n5Btd4uU0
金獅子兄弟騎士団団長は、感極まった様子で、熱烈たる調子で語る。
(※長い為、以下から金獅子団長と略)
金獅子団長「魔族相手の聖戦こそ、我らが本懐にござれば」
金獅子団長「この征魔軍に、勇者殿と轡を並べる事が出来るだけで正に恐悦至極」
金獅子団長「兵糧、武具……全て自前で用意いたす所存」
金獅子団長「恐れながら、金銭による報酬は辞退させて頂く所存でござる」
金獅子団長「ただ――」
ここで金獅子団長、言葉を区切り、次いで出るのは、念を押す様な口調の以下の言葉。
金獅子団長「かの忌わしき魔王を討ちとった暁には」
金獅子団長「願わくば、賜らんことを望む恩賞が一つ」
金獅子団長「今現在、聖堂騎士団が占めている辺境伯が位、並びに長城守護の任務」
金獅子団長「彼奴等に代わって、この我ら金獅子兄弟騎士団にこそお任せ願いたい」
黒騎士「(ああ成程)」
金獅子団長は一傭兵としてではなく、
女勇者の為に馳せ参じた聖なる義勇の騎士として、
かつて自分を門前払いにした聖堂騎士団の後釜に座るのが狙いらしい。
現在、聖堂騎士団は『長城』を放棄し、『聖騎士の砦』に立てこもっているが、
魔王軍との初戦で手痛い打撃を受けており、仮にこの征魔軍が人間の勝利に終わったとしても、その勢力の減退は免れまい。
そこに、勇者のお墨付きを得た金獅子兄弟騎士団が参上し、連中が占めていた地位を掻っ攫うつもりなのだ。
女勇者「成程……解った。必ずや勝利の暁には、貴公らを聖騎士団と正式に認定し」
女勇者「長城守護に任ずると約束しよう」
金獅子団長「おおッ!!それはありがたき幸せ!!」
金獅子団長「されば我ら200騎、日輪と勇者殿に、この命、捧げましょうぞ!!」
――これにてまず、最初の参陣者が早速決まる
――『金獅子兄弟騎士団』、騎士200騎、歩兵1000名、勇者軍へと参陣
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