過去ログ - 滝壺「廻り巡る安価に君がいた奇跡」上条「壊れてた安価さえ動き出すから」
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871: ◆qym8qP/jH6[saga]
2011/12/19(月) 01:21:01.28 ID:dSn88au+o
削板（こいつが前回倒したんだ。言うべきだろうな）

削板「実はな……」


・
・
・


海原「そんな！？　まさかあれで生きてたなんて！！」

削板「サローニャの話だと俺が倒した相手もいるみたいだな」

海原「……あんな人が……自分ロシアに行きます……」ﾜﾅﾜﾅ

削板「落ち着け、海原。今の身体じゃ無理だ」

海原「でも！！」

削板「悪いが俺も身体もちょっと限界チックでな。もう少し時間くれないか？」

海原「……かしこまりました」

削板「悪いな。情報の方は雲川に任せるとするさ」

海原「はい。それとこのことは……」

削板「心理定規には言うなだろ？」

海原「はい」

削板「わかってる。俺達で決着をつけるぞ」

海原「」ｺｸﾘ


――――


サローニャ（やめて……お願いだから許して……）

『駄目だよ。サローニャちゃんはここで僕のコレクションになるんだから』

サローニャ「いやぁぁぁぁぁぁぁ！！」ｶﾞﾊﾞｯ

削板「」ﾋﾞｸｯ

サローニャ「はぁはぁ……」

削板「さ、サローニャ？　大丈夫か？」

サローニャ「削板……ここは？」

削板「病室だよ。手術も無事終わったぞ？」

サローニャ「え？　あ、本当だ。元に戻ってる……」ｸﾞｽｯ

削板「……嫌な夢でも見たのか？」

サローニャ「」ｺｸﾘ

サローニャ「あの男に襲われる夢……」ｷﾞｭ

削板「そうか……」

サローニャ「ねぇ、削板。私を一人にしないでね？」

削板「ああ。任せろ！」


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