過去ログ - 中野梓の幽霊たちとの共同生活
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12: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:07:45.15 ID:5l/e1mCy0
真相を確かめるべく、私は木製の手すりをつかみながら、ゆっくりと階段を上がっていった。

ここが軽音部室、なのか?

曲自体はまったく聞いたことがないが、演奏の音が聞こえるのはこの部屋からだ。
以下略



13: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:08:20.45 ID:5l/e1mCy0
曲の演奏が終わった頃を見計らい、私はドアを開けた。

「すいませーん」

「は〜い」
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14: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:09:04.49 ID:5l/e1mCy0
「新入部員とかもう受け入れていませんか?」

そのとき、ガタッガタッと椅子の動く音がした。

「もっ、もしかして入部希望?」
以下略



15: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:10:41.72 ID:5l/e1mCy0
そりゃそう必死になるよね。

なんでかはわからないけど教師にすら存在忘れられて、新観もでないんじゃ部員が来るわけないし。

名前がわからないのでこの二人はヘアピン、もう一人はカチューシャとしておこう。
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16: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:11:42.78 ID:5l/e1mCy0
その後、改めて自己紹介をすることになり、黒髪は秋山澪、ヘアピンは平沢唯、

カチューシャは田井中律、あと奥の席で私達を見ていた、金髪と太い眉毛が特徴の琴吹紬、

四人とも先輩だということでああ、これからビシバシ鍛えられてもっとうまくなっていくのかなと、
以下略



17: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:12:30.14 ID:5l/e1mCy0
「じゃあ私、今日は帰ります」

「うん、お疲れ〜」唯先輩が言った。

「皆さんは、まだいるんですか?」
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18: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:13:09.80 ID:5l/e1mCy0
私は部室をあとにし、それからしばらく歩いて校門を出た。

「軽音部かあ〜」

高校の部活はいったいどんなことをするのだろうか
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19: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:14:41.47 ID:5l/e1mCy0
次の日、私は朝からずっと放課後が待ち遠しくてたまらなかった。

昼休みの純との雑談も、軽音部の話題ばかり振っていると純が

「私も行ってみたい」
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20: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:15:18.04 ID:5l/e1mCy0
記念すべき高校での部活動初日。中学ではみんな自由気ままに楽器をいじって終わりだったけど、

高校ではどうなんだろうか

「こんにちは〜」
以下略



21: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:16:08.43 ID:5l/e1mCy0
先に澪先輩が純に気付いた。

「軽音部のこと話したんですけど、ぜひ見学してみたいんだそうです。」

「そうなんだ、名前なんていうの?」澪先輩が尋ねる。
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22: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:16:40.63 ID:5l/e1mCy0
緊張しているのだろうか。純にしては珍しい光景だ。仕方がないので私が彼女の名前を伝えた。

「鈴木さん、今日はゆっくりしていってね」

澪先輩がそういうと純が口を開いた。
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