17: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:12:30.14 ID:5l/e1mCy0
「じゃあ私、今日は帰ります」
「うん、お疲れ〜」唯先輩が言った。
「皆さんは、まだいるんですか?」
18: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:13:09.80 ID:5l/e1mCy0
私は部室をあとにし、それからしばらく歩いて校門を出た。
「軽音部かあ〜」
高校の部活はいったいどんなことをするのだろうか
19: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:14:41.47 ID:5l/e1mCy0
次の日、私は朝からずっと放課後が待ち遠しくてたまらなかった。
昼休みの純との雑談も、軽音部の話題ばかり振っていると純が
「私も行ってみたい」
20: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:15:18.04 ID:5l/e1mCy0
記念すべき高校での部活動初日。中学ではみんな自由気ままに楽器をいじって終わりだったけど、
高校ではどうなんだろうか
「こんにちは〜」
21: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:16:08.43 ID:5l/e1mCy0
先に澪先輩が純に気付いた。
「軽音部のこと話したんですけど、ぜひ見学してみたいんだそうです。」
「そうなんだ、名前なんていうの?」澪先輩が尋ねる。
22: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:16:40.63 ID:5l/e1mCy0
緊張しているのだろうか。純にしては珍しい光景だ。仕方がないので私が彼女の名前を伝えた。
「鈴木さん、今日はゆっくりしていってね」
澪先輩がそういうと純が口を開いた。
23: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:18:09.23 ID:5l/e1mCy0
「ん?なに」
「どこに部員がいるの?」
「えっ?」
24: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:19:51.19 ID:5l/e1mCy0
「その子には私達が見えないみたいだねえ〜」
唯先輩が残念そうな表情を浮かべる。
「ど、どういうことですか?」
25:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)[sage]
2011/12/17(土) 20:20:00.14 ID:oQZL+A0fo
そういうことか・・・
26: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:20:38.19 ID:5l/e1mCy0
「いやいやいや」意味分かんない。死んでたらここにいないじゃん
「私達は幽霊なのよ。その子には見えないみたいだけど」
ムギ先輩、そんなことを笑顔で言わないで下さい。
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