過去ログ - 中野梓の幽霊たちとの共同生活
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26: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:20:38.19 ID:5l/e1mCy0
「いやいやいや」意味分かんない。死んでたらここにいないじゃん

「私達は幽霊なのよ。その子には見えないみたいだけど」

ムギ先輩、そんなことを笑顔で言わないで下さい。
以下略



27: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:21:57.69 ID:5l/e1mCy0
「なっ何純? びっくりするじゃない」

「もう!さっきから私放り出して何一人で喋ってるの?」

「いや、だから独りごとじゃなくて」
以下略



28: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:23:37.64 ID:5l/e1mCy0
風呂いってきます。また来ます


29: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:03:08.85 ID:5l/e1mCy0
信じてもらえなかったらその時はその時だ。私は純に話した。

先輩達から説明された事をありのままに。

下手したら電波女とか言われて友達やめられるかもしれないな。
以下略



30: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:03:41.64 ID:5l/e1mCy0
「それ梓にしか見えないんでしょ?しかも会話もできるんでしょ?」

「そうだけど」

「なんで梓には見えてんの?」
以下略



31: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:04:45.06 ID:5l/e1mCy0
先輩たちはというと私達のやりとりに退屈したのか、四人で雑談に興じている。

暇ならフォローくらい入れてほしかったな。あっどうせ聞こえないか

純は、自分には見えないんじゃいる仕方がないと言って、部室をあとにして帰って行った。
以下略



32: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:06:38.10 ID:5l/e1mCy0
れにしても幽霊だったとは。足も手もあるし、声もはっきりと聞こえる。演奏が聞こえたってことは物もさわれるって事だ。
そして致命的なことに、全然怖くない
「こら梓」
「な、なんですか律先輩」
「おまえ今怖くないとかいっただろ」
以下略



33: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:07:46.90 ID:5l/e1mCy0
それにしても幽霊だったとは。足も手もあるし、声もはっきりと聞こえる。

演奏が聞こえたってことは物もさわれるって事だ。

そして致命的なことに、全然怖くない
以下略



34: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:08:55.98 ID:5l/e1mCy0
「まあ怖いって言われたらそれはそれで嫌だけどな」と澪先輩

私は「そうですね」といったあと、ずっと気になっていたこと疑問を切り出した。

「なんで私には見えるんですか?」
以下略



35: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:09:37.68 ID:5l/e1mCy0
「たぶん梓ちゃんの内面が影響してるんじゃないかしら」

「はぁ」

「少し乱暴な言い方になるけど、私達もいたくてここにいるわけじゃないのよ」
以下略



36: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 21:10:15.37 ID:5l/e1mCy0
「そう。私達ね、結成してから軽音部らしいことは何一つできなかったの」

そこからいままで一番口数が少なかったムギ先輩はかなり饒舌になった。

しかし落ち着いた喋りと口調だからなのか、あまり深刻さは感じられない。
以下略



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