過去ログ - 中野梓の幽霊たちとの共同生活
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6: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:00:00.69 ID:5l/e1mCy0
「軽音楽部入ろうと思ったんだけど、廃部したらしくて」

「へぇ〜、じゃあジャズ研は?」

「見学してみたんだけど、思ってたのとなんか違うっていうか……」
以下略



7: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:02:02.39 ID:5l/e1mCy0
そこで私はさわ子先生に言い負かされた今朝の話をそのまま伝えた。

「それじゃ仕方ないね、先生を論破するのは無理だって」と言い

少し控え目な笑い声をあげる。
以下略



8: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:03:45.52 ID:5l/e1mCy0
それからの会話は昨日のテレビの話、中学の頃の話となり軽音部が話題にあがることはなかった




以下略



9: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:04:45.28 ID:5l/e1mCy0
幸いHRが終わった直後だったらしく、

下校時間まではかなり時間があり、このまますぐに帰宅するのもなぜかもったない気がする。

そうだ、少し校内を見て回ってみよう。入学してまだ2週間だし、まだまだ行ったことがない場所が多くあるはずだ。
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10: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:05:53.01 ID:5l/e1mCy0
なんだか小学生になった気分だ。なにをしてもどこへ行っても大発見の連続だった時代。

私は自然と頬が緩み鼻歌を歌う。歩いていくうちに、場所は部室棟へとさしかかった。

とりあえずどんな部活があるのか詳しく見てみることにしよう。
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11: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:06:56.82 ID:5l/e1mCy0
書道部、茶道部、囲碁部、そしてなんとオカルト研究会という部活もある。

普段は一体何をしているのだろうか。音楽室へ続く階段付近へとさしかかったとき、

楽器の演奏が聞こえた。私は、耳をすまして聴いてみる。
以下略



12: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:07:45.15 ID:5l/e1mCy0
真相を確かめるべく、私は木製の手すりをつかみながら、ゆっくりと階段を上がっていった。

ここが軽音部室、なのか?

曲自体はまったく聞いたことがないが、演奏の音が聞こえるのはこの部屋からだ。
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13: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:08:20.45 ID:5l/e1mCy0
曲の演奏が終わった頃を見計らい、私はドアを開けた。

「すいませーん」

「は〜い」
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14: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:09:04.49 ID:5l/e1mCy0
「新入部員とかもう受け入れていませんか?」

そのとき、ガタッガタッと椅子の動く音がした。

「もっ、もしかして入部希望?」
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15: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:10:41.72 ID:5l/e1mCy0
そりゃそう必死になるよね。

なんでかはわからないけど教師にすら存在忘れられて、新観もでないんじゃ部員が来るわけないし。

名前がわからないのでこの二人はヘアピン、もう一人はカチューシャとしておこう。
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16: ◆yPglaITM9U
2011/12/17(土) 20:11:42.78 ID:5l/e1mCy0
その後、改めて自己紹介をすることになり、黒髪は秋山澪、ヘアピンは平沢唯、

カチューシャは田井中律、あと奥の席で私達を見ていた、金髪と太い眉毛が特徴の琴吹紬、

四人とも先輩だということでああ、これからビシバシ鍛えられてもっとうまくなっていくのかなと、
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