過去ログ - 月火「火憐ちゃんも、お兄ちゃんのことどうこう言えないよね」
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111: ◆/op1LdelRE[saga]
2011/12/23(金) 23:12:53.80 ID:oPLXH+5g0
「まあでも正直に言っちゃうと、元々私も今回は動くかどうか決めかねてたんだよね」
「え? そうなのか? ちょっと意外だぞ、それ」

 にやけた表情を元に戻した月火のその口から、本当に意外な言葉が飛び出した。
正義を標榜して止まないファイヤーシスターズにしては随分と珍しい。
普段から、僕が何を言っても聞きもしないで、嬉々として厄介事に首を突っ込んでるくせに。
何か心境の変化でもあったのか?

「んー、まあ心境の変化みたいなのも無くはないけどさ。そもそも今回の問題って微妙じゃない。結局その子が何してるのかっても、不幸になるぞって言ってるだけだもん」
「僕もそう聞いてるよ」
「お呪いとかかもしれないけどさ、これだけじゃ何の因果関係も見出せないし、決め手に欠けるんだよね。被害があるにしろ、実際に暴力を振るわれたわけじゃないし、呪詛を吐かれたわけですらないし」
「まあ証明はできないよな。言われた通りに不幸になったとしても」
「そうなんだよ。お兄ちゃんも言ってたけど、近づくなっていうのが向こうの望みでもあるわけだし、実際近づかなければ何もないんだから、まずはしばらくそっとしとくのが良いかなって思って。徒に騒ぎを大きくしてもね。何にしても双方落ち着いてからじゃないと」



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