過去ログ - 月火「火憐ちゃんも、お兄ちゃんのことどうこう言えないよね」
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5: ◆/op1LdelRE[saga]
2011/12/18(日) 22:57:32.13 ID:myjtRBn70
 もっともこれは、あくまでも阿良々木火憐の物語であり、故にこそ阿良々木暦の物語なんかではない。
であれば、只の傍観者でしかないような、どころかむしろ間抜けな闖入者だったのではないかと思ってしまうような、そんな立ち位置だった僕が語っていいことかどうかは分からないけれど。
それでも今、敢えて今、僕が語ることに意味はあると思っている。
少なくとも、僕にとっては間違いなく。

 火憐が――僕の妹が、何にぶつかり、何を考え、何を選び、何を決めたのか。
愛すべき妹であるところの火憐の、その珍しくも孤独な闘いの記録と、孤高な決断の記憶を、ここで明らかにしよう。
それを見てどう感じるかは人それぞれだろう。そこに僕が何かを言うつもりなんてない。
ただ僕もまた、あいつのことを想いながら語ってみよう。



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