過去ログ - さやか「あたしってバカだから、さ」
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11: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:46:09.28 ID:oOABIArw0
実際、あの転校生は妙にハイスペックだ。
授業中に当てられた問題は、まるで呼吸をするように解いていく。
体育でも華麗に優雅に、鮮やかな走り高跳びを披露してくれた。
12: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:46:52.45 ID:oOABIArw0
黙秘。
目はこちらに向けるものの、特に返事は無い。
「ぐぬぬ……ほらまどか、出番だよ!」
13: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:47:33.71 ID:oOABIArw0
「えー、それで暁美さんは……」
「ほむらでいいわ」
14: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:48:11.35 ID:oOABIArw0
「それにしちゃー、やけにまどかのこと気にしてない?」
「そうかしら……もしそうだとしたら、彼女が危なっかしいのが理由、かしらね」
15: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:48:56.09 ID:oOABIArw0
そうして、仁美からほむらに向き直る。
「で、放課後空いてる?」
16: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:49:27.68 ID:oOABIArw0
17: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:50:20.66 ID:oOABIArw0
それなりに仲良くやれているらしく、演歌のコーナーだろうか、そこでCDを見ていた。
とりあえず信頼できそうで良かった、と今更ながら思う。
見た目や頭、体力よりそっちが重要だろうが、後の祭りだ。
18: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:50:50.43 ID:oOABIArw0
声に振り返れば、まどかとほむらが既に近くまで来ていた。
「うーん、それがね……わたし、今日あんまりお金持ってなくて」
19: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:51:35.80 ID:oOABIArw0
「……別に、誘ってくれればいつでも付き合うわ」
「お、ホント!?」
20: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:52:16.96 ID:oOABIArw0
「くっ……追うわよ!」
「え、え……どういうこと!?」
21: ◆h4ONJivhRc[saga]
2011/12/18(日) 23:53:20.64 ID:oOABIArw0
「はぁ……はぁ……二人とも、速すぎ……」
ほむらはともかく、まどかもなかなか余裕そうなのは何故だろうか。
こういう妙な時に発揮される、火事場のなんとやらか。
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