過去ログ - ピーター「学園都市だって?」
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17:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
2011/12/21(水) 13:31:42.63 ID:u/3K47TAO
黒子「私にお縄になるんですのよ!」

瞬間黒子の手元から鉄杭が放たれる

黒子「終わりですの」

サイラー「あの一瞬でボクを地面に伏せさせる……面白いじゃないか」

白井「ご自分の状況がわかってまして?」

サイラー「あぁ」

白井(この男……なんでこんなに余裕なんでしょうか……)

サイラー「ボクが圧倒的に有利ということかな」

黒子の背筋に冷や汗が流れる、危険だこの男。だがしかしその一瞬の判断さえも遅い。

サイラー「似たような事ができるんだ」

そう言うとサイラーと地面を繋いでいた鉄杭がじょじょに浮かんでいく。
念動力。

白井「あなた………能力者でしたの?」

サイラー「あぁ選ばれた人間さ。キミもだろう?」

白井「ばかばかしいですわね。こんなもの大なり小なり誰でも得られるものなんですのよ?」

サイラー「ちがう!ボクは選ばれた。選ばれたんだ。特別じゃなきゃだめなんだ。他の誰より」

白井「自己顕示欲のお強いことで……」

サイラー「だまれ!……キミの力は瞬間移動……という所かな」

白井「それが、どうしましたか?」

サイラー「ボクの選ばれし力はね。ものの仕組みを理解する……そういう力さ。能力者の頭の中身を理解すれば……どうなるか想像に難くないだろ?」

サイラーの腕から白い電気がほとばしる

白井「あなたっ!」

サイラー「御坂……美琴だっけ?なかなか面白かったよ」


白井「……お姉さまをどうしたんですの?」

サイラー「命ごいをするまでなぶってやったよ。最後は頭を開いた」

白井「お姉さまが……お姉さまがお前みたいな奴に負けるはずがありませんの!」

サイラー「ふふ…この電気がなによりの証拠さ」

白井「お姉さまの敵!」

黒子はサイラーの背後、左ななめ後ろに飛ぶ。最大の死角だからだ。

白井「もらいました!」

サイラー「ムダだ」

念動力。逆に黒子はものすごい圧力で地面に押さえつけられていた。

サイラー「楽しみだよ……早く瞬間移動つかってみたいなぁ」

白井(お姉さま……ごめんなさい……)

ポケットの中の携帯が着信を告げる音をならす。

サイラー「それじゃあ見させてもらうよ」


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