過去ログ - 御坂『あいつと白いシスターが付き合っちゃったから安価で誰かと付き合う』
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456:未来編[saga]
2012/01/20(金) 00:36:13.49 ID:8WHtwinX0
垣根「くっ!」

 垣根は吹き飛ばされ、地面に叩きつけられる。

御坂美音「あらあら――まだまだ始まったばかりよ?」

心理定規(この女――強い!?)

メルヘン「ぐるるる」

 垣根帝督は信じられない、という顔をしていた。

 なぜか彼の能力は尽くうまく発動できず、一方的にこの女の攻撃を食らっていたからだ。

御坂美音「さて、それじゃあ――再び演奏を始めましょう」

 そう言いながら御坂美音は身を大きくくねらせながらカスタネットを叩く。

垣根「くっ!」

 垣根は再び体を圧迫する謎の感覚に襲われる。

垣根(一体何なんだ、こいつの能力は?)

 そう思いながら、垣根は攻撃が来る前に立ち上がり、一気に距離を詰める。

垣根(能力が使えないなら――)

 垣根は拳を振りかざす。

垣根(接近戦だ!)

 そして、御坂美音のアゴを狙って鋭いアッパーを放つ。

御坂美音「甘いっ!」

 しかし、その攻撃はカスタネットに防がれる。


       カーン


 音が響き、垣根の脳に違和感が生じた時だった。

垣根「そうか――」

垣根「そういうことだったのか」

 垣根帝督、学園都市第二位は、目の前の人物画使う能力の正体を見破ったのだった。

御坂美音「あらあら、その様子だと『電磁不協和音』の正体を見破ったって言うの?」

垣根「ああ、なんてこと無い――お前は電気使いであると同時に音使いであるというだけだったんだろう?」

 垣根は両手を上げ、宣言するように言う。

垣根「音を媒介として、人間の脳に直接電気を送り込む。なるほど、能力がうまく使えなかったり、お前が奇妙な攻撃が出来るわけだ」

 勝ち誇ったかのように、垣根は言う。

垣根「演算が邪魔されたら能力は発動できない」

垣根「自らの脳を活性化させれば能力は強化される」

垣根「お前の真骨頂は電気による自他の操作」

垣根「そうだろう?」

 そういうと、御坂美音はニヤリと笑う。

御坂美音「まあ、正解ね」

御坂美音「だからどうしたの?」

 御坂美音は笑いながら音を鳴らす。

垣根「無駄だ」

 しかし、垣根は余裕の表情で言い放つ。


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