過去ログ - 美琴「今日も平和ねぇ」一方「あァ」上条「だな」
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2011/12/29(木) 21:12:37.42 ID:Et7NDVTR0

「ったく・・・・・・普通こういうお色気イベントって逆なンじゃねェの?」

「うぅ、ごめん・・・・・・」

「まーまー、別に見られてもへりゃしねぇよ。どうせ男子のだしなー」

数分後。
顔を赤らめて正座をしている美琴に、一方通行は呆れた声を、上条はフォローを投げかけていた。
一方通行によると、上条の家に来る途中で汗をかいたので上条の服を貸してもらっていたらしい。
先ほど上条がいなかったのは、その服をとりにいっていたからだそうだ。
と、美琴は先ほどの一方通行の言葉を心の中で反芻する。

(ちょっと待って・・・・・・、お色気イベント逆って言った!こいつ逆っていった・・・・・・!ってことは、え・・・・・・?もしかして、こ、コイツ・・・・・・!)

「ああああああアンタ!!」

「あァ? なンだよ」

さらに顔を真っ赤にして指をこちらへ向け立ち上がった美琴に一方通行は怪訝な顔を向ける。
まさか熱でもあンのかァ? と心配しはじめた彼の耳をありえない言葉がつらぬいた。

「もももももしかして!わ、私の裸みたいとか言うんじゃないでしょうね!?」

「・・・・・・、はァ!? はァ!? 何いってやがるンですかオマエ!? どこをどうやったらそんな結論に至るんだよォ!?」

「だ、だだだって!!さ、さっきお色気イベントは逆だって!!それって、つまり、つつつまりその・・・・・・!」

「そォいう意味じゃねェェェェェェ!!世間一般の常識をいっただけだろォが!!」

仲良く喧嘩を始める二人を見ながら上条は少し離れてお茶をすすっていた。
この程度の喧嘩、日常茶飯事なのである。だからといって能力を使って家を壊さないでほしいのだが。

(・・・・・・家、壊れないといいなぁ)

バチバチとやっている二人を再度見て、でもどうせ壊してもレベル5の財力でどうにかしてしまうんだろうな、と上条は嘆息した。






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