過去ログ - 美琴「今日も平和ねぇ」一方「あァ」上条「だな」
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SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
2011/12/24(土) 11:53:51.84 ID:nyqCyOwf0
から揚げ、コロッケ、ポテトサラダ、ほかほかのご飯が並ぶ彩りのある食卓に、思わず上条の涙腺は緩みそうになる。上条の健康はこの日に全てまかなわれているといっていい。
そんな様子を美琴と一方通行はいつもどおりなので無視する。
パン、と美琴は手を合わせた。
「いっただーきまーす」
「いただきます」
「・・・・・・いただきますゥ」
一方通行が『いただきます』を言えるようになったのは美琴の教育の賜物だ。なので、毎回これを聞くと昔のように『あーくんいいこいいこー』と撫でたくなる。死んでもしないが。
幼馴染というのは結構な黒歴史を抱えあうものである。特に、自分のほうが年下の場合は。
「オイ美琴ォ」
「何よ?」
「オマエ、友達できたのかァ?」
「ブホッごほごほブブブッ!?」
咳き込む美琴に一方通行と上条は目を合わせ心の中で言い合う。
『あ、こりゃだめだ』と。
美琴は顔を真っ赤にして
「ななななにアンタは父親みたいなこと言ってるのよ!で、できてもできなくてもアンタには関係ないでしょうが!」
「いや関係あるしィ。大事な妹のことは気になるンですゥ」
「なー、気になるんだよやっぱり。お前いつも一人だし。携帯の履歴俺と一方通行と麦野さんとルームメイトの後輩ばっかだし」
「うぐぐぐ・・・・・・」
唸り続ける美琴にはぁ、と一方通行は嘆息して
「そりゃァ俺もレベル5だし友達関係が築きにくいっつゥのは理解してるけどよォ。一人も、っつゥのはどォなんだよ?」
「く、黒子がいるし・・・・・・」
「そりゃァ後輩だろ。同い年で、だよ」
「・・・・・・うう」
美琴は顔を伏せて黙ってしまった。ちょっぴり涙目にもなっている。
一方通行はぽんぽんと頭を撫でて
「ったく。ちゃンと友達つくらねェと困ンのはオマエなんだぞ?」
「ど、努力はしてるもん。それに、同輩どころか先輩まで私を様付けよ!?どうしろっていうのよ!」
「美琴モテるからなぁ・・・・・・いろんな意味で」
「うう、うれしくない・・・・・・」
そんなこんなで、晩御飯は進んでいくのであった。
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