過去ログ - 美琴「今日も平和ねぇ」一方「あァ」上条「だな」
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27:SS寄稿募集中 SS速報でコミケ本が出るよ(三日土曜東R24b)
2011/12/24(土) 12:25:51.97 ID:nyqCyOwf0
とりあえずできた所まで。



現在、12月24日のPM6時。

「あーくんあーくん、お空から白いものがふってくるよー!」

「そりゃァ雪だ。っつか去年もそれを言わなかったっけかァ?」

「ゆき? そっか、あーくんきょねんもそんなこといってたね!わたしの火花とおんなじ、きれい!」

少年と少女は仲良く歩いていた。
あーくんと呼ばれた少年の名は一方通行。本名ではないが、今はそれを名にしている。
その一方通行の手を握り締めているのは御坂美琴。やわらかそうなほっぺたは寒さで赤く染まってしまっている。

「ねー、あーくん。あーくんのかみも真っ白だね。ゆきみたい」

「ウサギとか言ったら怒るからな?」

「とーまそれですごくあーくんにおこられてたねー。はやくごはん買っておうちにかえってたべよーね」

“一方通行、お前ってなんだかウサギっぽいよな”と口が滑り、隣にいる少年に半殺しにされていたもう一人の少年を思い出して、美琴はにへら、と笑う。
そんな美琴に同調して、一方通行もわずかに微笑んだ。
そういえば、と一方通行は思い出す。

「クリスマスっつったら、サンタさンかァ」

その言葉に、美琴はきらきらと輝いた瞳を一方通行に向けた。

「え!? さんたさん、来るの? わたしにも?」

「・・・・・・サンタさン、来て欲しいのか?」

「んー・・・・・・うん!きょねんもおととしもこなかったから、ないかなーってがっかりしてたの」

「・・・・・・それを早く言えよ」

「?」




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